いいものを作れば必ず売れるわけではない

私たちがAI-OCR事業を立ち上げた当初、最大の課題は技術ではなく、「どうやって売るか」というものでした。
センクリードは、全国販売の強固なコネクションを持つ会社ではありません。
どれだけいい商品を作っても、知ってもらわなければ始まらない状態でした。
そして、私たちがはじめに挑んだのが、展示会という手段でした。
東京ビッグサイトや幕張メッセなど、さまざまな会場を飛び回って出展し、売り込みを続ける日々。
しかし、現実は甘くありません。
「興味はある」「技術は面白い」
そう言ってもらえても、なかなか受注につながらない。そんな状態が続きました。
売れる会社と組む選択
次に私たちがとった手段は、「営業力のある会社と組む」ことでした。
まずアプローチしたのが商社です。
展示会でご縁をいただいたとある商社様に担いでいただき、全国での販売に挑戦しました。
結果として、確かに売れはしたのですが、爆発的な伸びにはつながりませんでした。
ここで私たちは重要な気付きを得ます。
「商材としてAI-OCRを売るのではなく、現場で使われる製品の一部として売ったほうが強いのではないか」
ということです。
ハードメーカーとのコラボという転換点

次に私たちが狙ったのはハードメーカーです。
ハードメーカー様が一時窓口になってくだされば、販売・導入・サポートを一気通貫で提供できます。
そうなれば、ソフトウェア専業の私たちの弱点を自然に補うことができると考えたのです。
その中で実現したのが、業務用ハンディターミナルを手掛けるメーカー様とのコラボでした。
ハンディターミナルはバーコードやQRコードなどの読み取りにおいては非常に優秀ですが、日本語や記号など、読めないものが存在します。
そこをセンクリードのOCRで補完する——ハードとソフトで見事に役割分担を実現する、理想的な形でした。
この連携によって、私たちのAI-OCRは単体商品ではなく、現場で価値を生み出すソリューションとして一気に広がりだします。
お客様の安心に寄り添うために

ハンディメーカーの顧客ターゲットの多くは製造業です。
私たちのお客様も、必然的に製造業の方が多くなっていきました。
私たちは、製造業のお客様とかかわるうちに、そこに根付く文化があることに気づきます。
製造業で使用するシステムはオンプレミスが基本。
社内ネットワークで完結させなければいけないことが多い。
月額課金だと社内稟議を通しにくい。買い切り型が望ましい。
そうでなければ、安心できないというものでした。
売り手目線で言うと、買い切りは売ったら終わりですが、サブスクは利益を出し続けることができます。
それでも私たちは、お客様にとって安心できるシステムにするため、オンプレミス・買い切りでの提供を決めました。
オンプレミスは古い?
オンプレミスというと、時代遅れという印象を持たれがちです。
しかし、セキュリティやネットワークの制約、導入後長く使ってもらうことを考えたとき、現場にとっての最適解がオンプレミスになる場合は非常に多くあります。
お客様に、そして現場に寄り添うことを信念とする私たちは、自信をもってオンプレミス・買い切りの商品を提供し続けています。
プロダクトには、売り方まで含まれる
センクリードのAI-OCRは、技術ありきで形を決めた製品ではありません。
誰が、どんな現場で、どうやって使うのか。
そして、どのように使われ続けるのか。
これらを考えに考えて、もっとも使ってもらえる形として、私たちはオンプレミス・買い切りという形態を選択しました。
これからも私たちは、流行よりも現場を見て、本当に使われるプロダクトを作り続けていきます。
現場のためのAI-OCR「Growdea-OCR」搭載商品のご案内

現場のことを第一に考えたAI-OCRであるGrowdea-OCRを搭載した、業務効率化のためのソフトウェアを展開しています。
オンプレミスで動作可能、買い切りタイプ・サブスクリプションタイプ両方のご用意など、現場からのご要望を多く反映したパッケージ群です。
帳票ソフトウェアのほか、検品、ポカヨケ、マスキングなど多種多様な商品をご用意しています。
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